電車と輪転機

みなさま、こんにちわ!

技術センターブログも早いもので(?)半年が経過しました。

少しは「朝日プリンテック技術センター」という職場の業務がわかっていただけたかと思います。。。

話は一気に変わりますが、みなさん、新聞を印刷している機械ってごらんになったことがありますか?

まったく知らない方も、新聞印刷をちょっとは見学されたことがある方にもイメージしやすいと思うのが、「電車」です!

・・・「はぁ、訳わからんちゃ、何が新聞印刷と電車や?」と思われるかもしれません。

実は、電車のモーターも、新聞を印刷している「輪転機」と呼ばれる印刷機のモーターも、時をほぼ同じく技術革新で変貌を遂げたのです!

最近、電車に乗っていて、「ヒュー・・ヒューン・・・ヒュヒューン・・・」という音階のようなモーターのうなり音に心当たりがありませんか?

一昔前では、電車に使われるモーターは直流モーターと呼ばれるものが主流で、電力会社から受けた交流電圧を直流に変換し制御して運転するものでした。

現在は技術革新で、従来まで厳しいとされていた交流電圧による細かな速度制御が可能となったことにより、VVVF(Variable Voltage Variable Frequency)インバータと交流誘導電動機や交流同期電動機という組み合わせの電車が一気に普及しました。

あの音階を奏でるような音は電動機を制御するための音で、VVVFインバータ独特のものです。各電車の制御方式によって微妙に音が違うので、今度電車に乗車されたときは、いろいろな制御音をぜひ聞き分けてみてください!

一方、輪転機です。新聞を印刷する輪転機は、通常8ページ幅で1台、40ページだと5台で構成されることが一般的です。

制御技術の発達する一昔前は、主幹盤と呼ばれる、いわゆる「マスター」機が速度制御を演算し、1台1台の輪転機の直流モーターに指令を出して運転していました。モーターの機械毎の制御誤差は「横軸」という機械軸でお互いを連結することによって補っていました。

現在では電車同様の技術革新で、横軸をなくした「シャフトレス機」(そのままですが・・・)が一般的です。各輪転機間は軸という機械制御ではなく、高度な電気制御で結ばれるようになり、一方で機械を動かしているモーターも電車同様、細かな制御方式が応用されています。

複数の輪転機メーカーがありますが、シャフトレス制御を確立しているのは(輪転機メーカーではなく)主に電機機器メーカーです。メーカー毎にそれぞれの特徴があります。もっと興味を持たれた方は、技術センターまでご連絡ください!

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